1時間目 石油はどうやってできたの?
石油についてくわしく学んでいくオイル教室のはじまりじゃ。
石油にはみんながビックリするくらいの長い歴史があるんじゃよ。
いったいどんなふうに石油が誕生したんだろう?
石油が生まれたのは、ずっとずっと遠い昔、今からおよそ6500万年~1億9000万年も前のこと。地上には恐竜がいて、地球の大部分が海だった時代じゃ。
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石油のもとになったと考えられているのは、海にいたプランクトンや海そうなどの死がい(有機物)なんじゃよ。
海の中にいたプランクトンや海そうなどの死がい(有機物)が海の底にしずみ、砂や泥でおおわれ、つみかさなって地層ができるんじゃ。
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その地層がかたい泥岩になる途中、中にふくまれた有機物がくっつきあって、ケロジェン(油母)という石油のもとができるんだね!
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さらに長い年月をかけて、ケロジェンの上に地層がつもってゆき、ケロジェンの層は地下深くまで下がっていく。やがて熱やバクテリアという微生物のはたらきによって、ケロジェンは油・水分・ガスに分かれるのじゃ。
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地下の圧力でどんどん上にしみ出していくよ!
上へ上へとしみ出した油・水分・ガスは、すきまのないかたい岩の層(帽岩)にじゃまされて、その下のやわらかい岩石の地層にたまっていくぞ。この油がたまった層のことを「貯留岩」というのじゃ。
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これが油田なんだね!